Webサイトやブログなどでは、違うページや記事、コンテンツに行くたびに、それぞれ違うインターネット広告が表示されますが、もはや当たり前となっているこの光景は、実はテレビでは実現することができていないんだそうです。
テレビの場合、テレビの前にどのような人が座っていようと、同じCMが流されるだけですので。
たとえば、年輩の方がテレビの前にいても、ゴールデンタイムの時間帯には年輩の方向けのCMが流されることはあまりないですよね?
インターネット広告には、記事やコンテンツを見ている人に合わせた広告を配信することができる仕組みが備わっていますが、実は、その仕組みは、「コンテンツと広告を別々に送る」ということで実現しているんだとか。
Webサイトやブログの広告スペースには「このスペースの画像は別のサーバーに読みに行くように」というHTML言語が貼られていて、Webサイトやブログのコンテンツのサーバーにアクセスしたユーザーは、広告スペースの画像は広告の画像を専門に配信する「アドサーバー」にアクセスして画像を読み出すことになるそうです。
そして、この「アドサーバー」には、あらかじめどのような比率でバナー広告を表示するかということなどがブログラムされていて、そのブログラムがバナー広告の表示回数をコントロールすることで、「ユーザーがコンテンツにアクセスするたびに違う広告が出てくる」ということを実現できるようになったのです。
また、コンテンツと広告配信サーバーを切り離したことで、アドサーバーはユーザーのIPアドレスなどの情報も得ることができるようになり、これを元にしてその人に合った広告素材を配信する「ターゲティング配信」の実現も可能となりました。
要するに、インターネット広告は広告配信専用のサーバー「アドサーバー」の登場により、ユーザーのニーズに合ったきめ細かい広告配信ができるようになったということですね。
IT技術の進歩は、本当にすばらしいです。
